【パソコン選びの落とし穴】CPUの“世代”って何?業務用PCで失敗しないための基本知識

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【パソコン選びの落とし穴】CPUの“世代”って何?業務用PCで失敗しないための基本知識

「Core i5って書いてあるけど、これって新しいの?古いの?」
「パソコンに“第7世代”って書いてあるけど、それって何が違うの?」

業務用パソコンを選ぶとき、**見落としがちなのが“CPUの世代”**です。
見た目や型番が似ていても、世代が違うだけで性能に大きな差が出ることも。

この記事では、個人事業主・小規模事業者の方がPCを選ぶ際に知っておきたい、CPUの“世代”の見方と選び方をわかりやすく解説します。

skill-pass

20年以上にわたり中小企業や個人事業主のIT課題解決に尽力。大手ISPでのユーザーサポート業務の経験を活かしたPCやネットに関するトラブル対応、FPや簿記の知識を活かしたバックオフィス業務の効率化、中小企業のIT担当の経験を活かした社内IT業務管理を強みとしています。

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✅ そもそもCPUとは?

CPUはパソコンの“頭脳”で、すべての計算や処理を行います。
**車で言えば「エンジン」**のような存在です。

同じ「Core i5」という名前でも、新しい世代ほど性能が高く、省電力で快適に動きます。


✅ 世代の見方:型番をチェック!

たとえば、以下のようなCPUがあったとします:

Intel Core i5-8265U

この「8●●●」という数字の 先頭の「8」が世代番号です。

型番世代
Core i5-6200U第6世代
Core i5-8265U第8世代
Core i5-1135G7第11世代
Core i5-1235U第12世代
Core i5-1340P第13世代

※2025年現在の主流は第10〜13世代。
第8世代より前のものは、中古で安いけど性能が落ちる点に注意


✅ 世代が違うと、何が変わるの?

世代の違いで変わること内容
処理速度新しい世代ほどサクサク動く(同じCore i5でも段違い)
バッテリー持ち(ノート)省電力性が上がるため、バッテリーが長持ち
対応するソフト・機能古い世代はWindows 11に対応しないことも
発熱・ファン音新世代ほど静かで熱を持ちにくい

✅ 業務用なら「第8世代以上」が安心ライン!

2025年時点で業務に使いたいなら、最低でも第8世代がおすすめ。

用途推奨世代
メール・文書作成・クラウド操作第8世代以上(Core i3〜でもOK)
表計算・会計・Zoom会議など第10世代以上(Core i5以上が快適)
写真加工・複数同時作業第11世代以上(Core i5/7 推奨)

⚠ 第6世代や第7世代は、安くても動作が重く、Windows 11非対応の可能性あり。


✅ CPU名だけじゃダメ!“世代×メモリ×ストレージ”のバランスが大事

例)

  • Core i5でも第6世代+HDD+4GBメモリ → 重くて業務に不向き
  • Core i3でも第12世代+SSD+8GBメモリ → 意外と快適

見た目の「Core i5だから安心」には要注意!
世代とあわせて、メモリ(8GB以上)&SSD搭載も確認しましょう。


✅ まとめ:「CPUの世代」は、パソコンの“中身の年式”です

見るべきポイント理由
CPUの世代(第○世代)性能・快適さに直結
メモリ(RAM)最低8GBは確保したい
ストレージ(SSD)HDDは動作が遅くなるため非推奨

💡 スキルパスでは、パソコン選びや買い替え相談にも対応しています。
「このPC、業務に使える?」「スペック表の見方がよくわからない」そんな方はお気軽にご相談ください!

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