「Core i5って書いてあるけど、これって新しいの?古いの?」
「パソコンに“第7世代”って書いてあるけど、それって何が違うの?」
業務用パソコンを選ぶとき、**見落としがちなのが“CPUの世代”**です。
見た目や型番が似ていても、世代が違うだけで性能に大きな差が出ることも。
この記事では、個人事業主・小規模事業者の方がPCを選ぶ際に知っておきたい、CPUの“世代”の見方と選び方をわかりやすく解説します。
✅ そもそもCPUとは?
CPUはパソコンの“頭脳”で、すべての計算や処理を行います。
**車で言えば「エンジン」**のような存在です。
同じ「Core i5」という名前でも、新しい世代ほど性能が高く、省電力で快適に動きます。
✅ 世代の見方:型番をチェック!
たとえば、以下のようなCPUがあったとします:
Intel Core i5-8265U
この「8●●●」という数字の 先頭の「8」が世代番号です。
型番 | 世代 |
---|---|
Core i5-6200U | 第6世代 |
Core i5-8265U | 第8世代 |
Core i5-1135G7 | 第11世代 |
Core i5-1235U | 第12世代 |
Core i5-1340P | 第13世代 |
※2025年現在の主流は第10〜13世代。
第8世代より前のものは、中古で安いけど性能が落ちる点に注意。
✅ 世代が違うと、何が変わるの?
世代の違いで変わること | 内容 |
---|---|
処理速度 | 新しい世代ほどサクサク動く(同じCore i5でも段違い) |
バッテリー持ち(ノート) | 省電力性が上がるため、バッテリーが長持ち |
対応するソフト・機能 | 古い世代はWindows 11に対応しないことも |
発熱・ファン音 | 新世代ほど静かで熱を持ちにくい |
✅ 業務用なら「第8世代以上」が安心ライン!
2025年時点で業務に使いたいなら、最低でも第8世代がおすすめ。
用途 | 推奨世代 |
---|---|
メール・文書作成・クラウド操作 | 第8世代以上(Core i3〜でもOK) |
表計算・会計・Zoom会議など | 第10世代以上(Core i5以上が快適) |
写真加工・複数同時作業 | 第11世代以上(Core i5/7 推奨) |
⚠ 第6世代や第7世代は、安くても動作が重く、Windows 11非対応の可能性あり。
✅ CPU名だけじゃダメ!“世代×メモリ×ストレージ”のバランスが大事
例)
- Core i5でも第6世代+HDD+4GBメモリ → 重くて業務に不向き
- Core i3でも第12世代+SSD+8GBメモリ → 意外と快適
見た目の「Core i5だから安心」には要注意!
世代とあわせて、メモリ(8GB以上)&SSD搭載も確認しましょう。
✅ まとめ:「CPUの世代」は、パソコンの“中身の年式”です
見るべきポイント | 理由 |
---|---|
CPUの世代(第○世代) | 性能・快適さに直結 |
メモリ(RAM) | 最低8GBは確保したい |
ストレージ(SSD) | HDDは動作が遅くなるため非推奨 |
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