【それ本物!?】税務署からのお知らせ

情報セキュリティ

所得税の確定申告が3/17に、消費税の確定申告が3/31に締め切られました。
納付済ませた方も、これから還付を受ける方もいると思います。

特に還付を受ける方にはメールでお知らせが届きますが、そのメールが詐欺メールである可能性があります。詐欺かどうかの見分け方を知識として持っておきましょう。

skill-pass

20年以上にわたり中小企業や個人事業主のIT課題解決に尽力。大手ISPでのユーザーサポート業務の経験を活かしたPCやネットに関するトラブル対応、FPや簿記の知識を活かしたバックオフィス業務の効率化、中小企業のIT担当の経験を活かした社内IT業務管理を強みとしています。

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実際に届いた本物と偽物のメール

実際に当方に届いた2つのメールを紹介します。

こちらは国税局から届いた本物のメール

本人の名前が書かれています

こちらは詐欺メール

件名は全く一緒です。本文には名前が書かれていません。

見分け方その1・差出人メールアドレスを確認する

差出人のメールアドレスで見分けることができます。

正しいメールの場合

[info@e-tax.nta.go.jp]というアドレスから送られるようです。

詐欺メールの場合

アドレスのドメイン部分[~.cn]とあります。(チャイナですね)

国税局が中国のメールアドレスをわざわざ使いませんので、ここで判別できます。

見分け方その2・リンクの有無を確認する

本文に別ページへのリンクがあるかどうかで見分けることができます。

本物

本物の場合は本文に別ページへのリンクがありません。
「各自でアクセスしてください」という趣旨の内容です。

詐欺メール

偽物の場合は本文に別ページへのリンクがあります。
リンク先で個人情報を入力させる狙いです。

見分け方その3・国税局(e-tax)のホームページを確認する

国税局(e-tax)のホームページに「税務署からのお知らせ」等のメールが届いた方へ
という内容が掲載されています。

種別ごとにメールの件名が一覧で記載されています。
全ての件名に名前が入るようになっています。

典型的な不審なメールの見本を掲載しています。
同じものでないか照らし合わせましょう。

万が一、フィッシングサイトで情報を入力してしまった場合

万が一、フィッシングサイトで情報を入力してしまった場合ですが、例えば、クレジットカード情報を入力した場合は速やかにカード会社に連絡しましょう。アカウント情報を入力した場合はパスワードの変更をしましょう。

フィッシング詐欺の対処法については警視庁のフィッシング110番が参考になります。
フィッシングにより実際に被害に遭った場合には、最寄りの警察署に相談してください。


まとめ・巧妙化している詐欺メールには慎重に対応を

詐欺メールも非常に巧妙化しています。特に国税局など公的機関を騙った内容では信用してしまう可能性があります。少しでも違和感を感じたら、自分一人で判断するのではなく、詳しい方に相談するようにしましょう。


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