個人事業主として20年、今まで弥生会計で確定申告してきましたが、
2025年からマネーフォワードをつかって確定申告していきます。
便利な自動取り込み機能
主要クラウド会計ソフトでは当たり前に備わっている銀行口座やクレジットカードの自動取り込み機能。初めて使われる方は「大丈夫なの?」と心配になったりしますが、ブラウザやスマホで銀行口座を使う時と認証方式は同じですので、普段からオンラインバンクに慣れている方は心配はいらないと思います。
設定自体はすぐに終わります。
「データ連携」→「新規登録」→「取引銀行を選択」→「取引銀行にログイン」です。
(楽天銀行の場合)


基本的にどの銀行も照会しかできない仕様です。
自動取り込み機能がない場合は、
1.csv形式で入出金明細をダウンロード
2.会計ソフト独自のcsvインポート形式に変換
3.勘定科目を当てはめて、仕訳データとして保存
4.会計ソフトに一括インポート
と4つの工程を踏んでいたのですが、
自動取り込み機能があると、
1.マネーフォワードが入出金明細を自動取り込み
2.自動で仕訳してあるので、確認及び修正
の2つの工程で終わります。
自動取り込み機能の欠点
工程を短縮できる自動取り込み機能ですが、欠点もあります
(あくまで個人的な見解ですが)
①修正がある場合は、仕訳毎の作業が発生。
勘定科目が違っている場合は一個づつの修正が必要です。
※数回修正すると、同じような残りの仕訳データを勝手に直してくれます。
②複合取引や消費税が分かれる場合は、別画面を展開する必要あり
一行取引なら簡単ですが、複合取引や消費税を10%と8%で分ける場合は、詳細画面を開く必要があります。ここが慣れないと面倒です。
仕訳入力のハードルが下がる
とはいえ、自動で入出金データを取ってきてくれるので、定期的に開いて仕訳データを確認するだけで日常業務はOK!確定申告時にまとめて入力するときでも自動反修正機能が働くから、手入力より格段に速いです。
そして、銀行口座、クレジットカードデータだけでなく、請求書データや給与データなども連携させると作業効率がもっと上がります。
マネーフォワードがいいところは、無料で連携できるサービスが多いところ。
私など個人事業主レベルでは無料で事足りる内容です。

まとめ
会計ソフトの乗り換えは勇気がいりますが、覚悟を決めていざやってみると意外に使える機能が多くメリットが多いです。試す価値はありますよ。
今回の確定申告時に切り替えるか、次期から切り替えるかは自由ですが、キャンペーン期に乗り換えるとお得ですので、要チェックです。
「クラウド会計への移行」のお悩みございませんか。スキルパスがまるっと解決します。
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