
とある店長
100枚くらいあるカードを印刷して利用者名を手書きで書いてる。
毎月の作業だから、パソコンを使って楽にできないかな?
このような表をA4に2枚づつ印刷して、利用者名は手書きしています

スキルパスが考える解決案
※エクセルで作成してある名簿があるのでそれを活用します。
①点検簿を下方向に必要な分だけコピーします。
②点検簿の行数に合うように、名簿から引用した名前を並び替えます。
実際にやっていきます。
●もとになる点検簿を数個用意
A4一枚に2個入るようにレイアウトを調整しながら、一旦3個作ります。

●データを出現させる間隔を調べる
1枚ごとの利用者名のセル行番号がD5→D27→D49と、22行ごとに出現していることが分かります。

●利用者名の並びかえ、表示方法を考える
①22行ごとに利用者名を表示させるような表を作り、
②それを点検簿に反映させるようにします。
②それを点検簿に反映させるようにします。


22行ごとっていうけど、要はデータとデータの間に空白を21個作ればいいのね。
●住所録から22行置きの表を作成する(その1)
先頭10件だけで試していきます。

まずは22毎に番号を振ります


5,27と二つ入れたらオートフィルが使える。
次に、隣に連番を作ります。(今回は1~203まで作ります)

1~203までの間で、最初に作成した22毎の番号が該当するかをMATCH関数で調べます。
下の図で使った関数は次の通りです。=MATCH(C1,A:A,0)
下の図で使った関数は次の通りです。=MATCH(C1,A:A,0)

※「5」が1番目に、「27」が2番目に登場することが分かります。

#N/Aはデータが存在しないってことだね。
●住所録から22行置きの表を作成する(その2)
下のようなイメージで、#N/Aが空欄に、数字部分に氏名が入るようにしていきます。

C列、D列を対象に、D列基準で並び替えます。

#N/Aを削除し空欄にし、数字を名前に書き替えたら、今度はC列で並び替えします。


回りくどいけど、これで桑原さん⇒小園さんの間に21個の空白ができたわけね。
●点検簿に貼り付ける
作成した22毎の氏名データが元となるデータです。これを点検簿の欄外に貼り付けます

利用者名の欄に、先ほど欄外に貼り付けたデータを引用していきます。=I5や=I27など


こうすることで、欄外のデータが利用者名に読み込まるんだね。
●点検簿を必要な分だけコピーして完成です
点検簿をまるっと下に下にコピーしていけば、引用関数も連動してコピーされます。

まとめ
・〇個飛ばしの表を作成する場合は、並び替えを複数回、部分的に使うなど工夫する。
・MATCH関数では、重複データを探せる。
・行単位、列単位で一括コピーができない場合は、欄外に置いて引用する。
やや実践的な作業となりました。
「もっと効率良く&きれいに仕上げる方法があるよ」という方がいらっしゃれば教えてください。
ご紹介したいと思います。
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