「確認してみたら、うちのパソコンはやっぱりWindows10だった…」
そんな方も多いはずです。
サポートが終了するWindows10を使い続けることは、会社の業務や信用を大きく揺るがすリスクです。
では、実際にWindows10を使っていた場合、具体的に何をすればよいのか?
今回は「今すぐやるべきステップ」を経営層の方にも理解しやすい形で整理しました。
ステップ1:まずは現状把握
自分のPCが「買い替えが必要なのか」「アップグレードできるのか」を知ることから始めます。
ここでは細かな説明は省きますが、
- PCが新しい(3~4年以内に購入)場合
→ Windows11にアップグレードできる可能性が高い - 古い(5年以上前の機種)場合
→ Windows11非対応の可能性大 → 買い替えを検討
👉 社員が複数台使っている場合は、リスト化して「どのPCがWindows10なのか」をまとめておきましょう。
ステップ2:アップグレードできるか確認する
マイクロソフトが提供している「PC正常性チェックアプリ」を使うと、Windows11に対応しているかどうかを簡単に確認できます。

【PC正常化チェックアプリのダウンロード】
https://aka.ms/GetPCHealthCheckApp
対応していれば、アップグレードで延命が可能です。
ただし、業務で使っているソフトや周辺機器(プリンタなど)がWindows11に対応しているかも同時に確認しましょう。
ステップ3:非対応なら買い替えを検討
アップグレードできない場合は、買い替えが最も確実で安全な選択肢です。
- 古いPCを無理に使い続ける → 業務停止や情報漏洩リスクが急増
- 新しいPCに入れ替える → セキュリティ強化+業務効率化(処理速度UP・最新機能利用)が実現
経営視点で見れば、将来のリスクを防ぐ投資になります。
ステップ4:データのバックアップ
買い替え・アップグレードに共通して大切なのは、データを守ることです。
- 社内サーバやクラウド(OneDrive、Googleドライブなど)にコピー
- USB外付けHDDやNASへの保存
バックアップを取らずに移行すると、思わぬトラブルで大事な顧客データを失う危険があります。
ステップ5:社内で計画的に進める
1台ならともかく、複数台ある場合は「いつまでに・どのPCを・どう入れ替えるか」を決めて進める必要があります。
一気に入れ替えるのが難しい場合は、優先度の高いPC(経理、営業など基幹業務に関わるもの)から順に対応すると安心です。
まとめ
もし自分のPCがWindows10だった場合、取るべき行動は次の通りです。
- PCの状態を把握する
- Windows11にアップグレード可能か確認する
- 非対応なら買い替えを検討する
- 必ずデータをバックアップする
- 社内で計画的に入れ替えを進める
「まだ動くから…」と放置すると、業務停止や信用失墜という形で何倍ものコストを払うことになります。
今の投資は、会社を未来の危機から守る保険です。
次回予告
次回は「パソコンを買い替えるならどんな機種を選べば良いか」について解説します。
経営層の方にもわかりやすく、コストと性能のバランスを考えた選び方をご紹介します。
すぐに対応したい方へ
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